オートポリスの特徴 

 九州の山々に囲まれた標高の高い所に位置するオートポリス。国内のサーキットには無いヨーロッパ的な雰囲気を持ち、1キロ近いホームストレートと名物10%下りジェットコースターストレートを持ち、地形を生かしたアップダウンの激しいハイスピー ドなレイアウト。

  路面のグリップも高く、マシンをハイスピードで寝かしている時間も長い。 いかに速度を保ったまま長いストレートへ向けて加速させられるかがサーキット攻略の重要なポイント。

 
5月27日(土曜日)雨 
路面コンディション:ウェット 2’09’’585 7位
 

 金曜日行われた雨の合同走行では5番手あたりのタイムをマーク。

 今回は1回のみの予選となるが、昨日に引き続き今日も天気は雨。ウェットでの予選となった。

 オートポリスの路面は他のコースに比べてもグリップが高い。それは雨のコンディションで際立って感じるところで、本当に濡れているのか?と思わせるほど。

  雨での自己ベストタイムを2秒ほども更新し上位に順位を上げるが、予選終盤にホームストレートでエンジンがストールするというトラブルが発生。

しかし、ラストラップに入る周にはトラブルを克服し、1周だけタイムアタックを慣行。何とか2列目7番手のタイムをマークした。

 
 
5月28日(日曜日)
☆ウォームアップ 曇り 路面:ハーフウェット→ドライ 2’03”525 9位
 
 

 前日までの雨はあがり路面もほぼドライとなったが、強風と時折り突風の吹く難しいコンディションでの走行となった。

  たった10分間しか走行時間はないがドライコンディション下での問題点を洗い出し、走行後に決勝へ向けて風向きに合わせたギアレシオ選択とサスペンションの調整を行った。

 
40
☆決勝レース 曇り 路面:ドライ
 
 

予選のグリッド自体もレースを追う毎に良くなっており、地元でどんなレースを展開するのか!?

10時半GP125のレースがスタート。1周目の順位取りも悪くなく、7位でコントロールラインを通過。それから2周目に2台を抜き去り5位、4周目にはあっさり仲城を抜き4位と非常に積極的な本来の走りを披露しポジションを着実に上げる。
しかし、中盤に差し掛かる6周目、ほんの些細なミスを犯してしまい転倒を喫してしまう。

非常に調子も良くなり地元九州でいい走りでレースを沸かせていただけに、残念な結果となってしまった。

 

徳留のコメント


 いざレースが始まると周りよりもコーナーで攻めれて、ブレーキングで2台をごぼう抜き出来るくらい攻めの走りが出来てました。

 トップ争いの中、4周目位には4位までポジションを上げ更なるポジションアップをと攻めの走り!コーナーのイン側のグリップの悪い所でバランスを失ってしまいました。

 転倒した後、再スタートを試みましたが運悪く、ハンドルとステップ周りが折れていて、走り続けることが出来ずリタイヤとなりました。

ただただ悔しいです。メカニックもレース直前まで必死に働いてくれたし、マシンも勝負できるとこまで仕上がってきていた。いい走りが出来てたし、自分の気持ち的にも非常に前向きなレースが出来ていた。結果を出せなかったことは非常に残念ですが、いいリズムで走れるようになってきたのは嬉しく思っています。後半戦巻き返したいですね!