オートポリスハイライト

J-GP3クラスの4戦目は大分県オートポリスでの開催。

菅生、筑波と転倒リタイアが続いた前半戦。めったに転倒しない徳留としては非常に珍しいシーズンとなっている。 2ヶ月半のインターバル中には、怪我からの回復と後半戦に向けた準備とトレーニングに励んだ。 気分を新たに後半戦は地元九州オートポリスからリスタートとなる。 徳留にとってオートポリスは、2012年の優勝を筆頭に、表彰台に幾度も登壇しているとても相性の良いサーキット。

オートポリスハイライト

しかし、事前テストでは得意としている高速コーナー等での足回りのセッティングが出ず、暴れるマシンで思うようにペースを上げられずにいる。レースウィークを迎え実績のあるサスペンションの組み合わせに戻したが、金曜日の走行は1日中小雨の落ちる微妙なコンディションとなり、マシンの状態を確認出来ていない。

オートポリス公式予選

僅か20分間で行われる公式予選。足回りの問題を解消する為に、リアのリンク周りを昨年の仕様に戻しコースイン。

オートポリス公式予選

ペースを上げ5周様子を見るが、強いタイヤのハネを誘発しており、調整のため一旦ピットに戻る。予選は残り10分足らず。タイムアタックに向けコースに戻った徳留だが、ホームストレートを通過する際、左脚周りを指差しながらピット前を通過する。
どうやらステップ周りにトラブルを抱えているようだ。

オートポリス公式予選

2周のタイムアタックは、残念ながら攻めることが出来ず、慎重にラップタイムを削りながらの周回。上位には進出ならず12番手。4列目からのスタートとなる。

オートポリス公式予選
オートポリスウォームアップ

朝8時からのウォームアップ走行。路面温度はまだ低めだが、昨日のトラブルも解消し、徳留はラップタイムも上げてきた。トップからコンマ7秒遅れの6番手と決勝に向けて調子は上向き。レースでは4列目から得意のスタートでジャンプアップを期待したい。

オートポリスウォームアップ

曇り空だった土曜日から一転し、青空のオートポリス。お客さんにとってもレース日和となった。日差しも強く気温も路面温度も上昇している。 徳留は4列目12番手イン側のグリッドからのスタート。しかし得意のスタートが決まらず順位を挽回出来ないまま13位で一周目を通過。

序盤に順位回復に周回を要してしまう。中盤までにトップ争いとは離されてしまい5、6台での8位争いとなる。 コーナーで順位を上げても、先頭でホームストレートに入ると向かい風の為スリップストリームで複数台に前に出られるというレース展開。徳留は残り3周でグループトップに立つと一気にペースアップ。

食らいついてきた木内に最終ラップの1コーナーでパスされるが、コース折り返しの第2ヘアピンで抜き返す。後半セクションで後続を振り切りグループトップの8位でチェッカーを受ける。地元でトップ争いが出来なかったのは残念だが、完走すら出来なかった前半戦に比べるとウィークでの転倒も無く、レースを走り切れたことは喜ぶべきことだろう。 残りは2戦。次は岡山ラウンド。後半戦の活躍に期待したい。

ホームレースなのに力を出し切れず残念です。得意としている下り勾配のコーナーでマシンが暴れ攻められず、思うように改善出来なかった。得意なスタートも普段とクラッチの繋がり方が違い、前に出られませんでした。 次までに、マシンと共に気持ち良くコーナーに飛び込めるようにセッティングを詰めたいです。

地元九州のマルマエ様始め、ご支援いただいている沢山のスポンサー様、ご協力して頂いている方々、応援して頂いているファンの皆様、いつもありがとうございます。 引き続き応援宜しくお願いいたします。


オートポリス終了時点 ランキング12位(4↑)
16ポイント(トップから84ポイント差)
次戦 9月23·24日 第7戦 岡山国際サーキット