マシンの状態に不安は残るものの、いざグリッドに付けば後はライダーが何とかするしかない。
4列目からまずまずのスタートを切り、1周目を10番手で通過。
2周目には北見と宇井、渋田と立て続けにパスし7位に浮上。5周目には大西を抜き6位。
序盤の混雑した集団を攻略している間に、4台の先頭集団とは大きく水を開けられてしまった。
昨日の予選タイムから1秒以上も速いペースで追い上げる徳留。
しかし、中盤過ぎまで前との差がなかなか詰まらない。
終盤に差し掛かった頃、徐々に前を行く長尾を追い詰め、15周目にはスリップストリームから1コーナーのブレーキングでパスし5位に浮上。
後続を一気に振り切り、トップ争いから遅れ始めた4位の山本との差を詰めにかかる。
最終的には1秒6差まで詰めるも単独5位でゴール。
SUGO終了時点のシリーズランキングは、今回優勝の山田が97ポイントまで伸ばし単独のトップ。國峰が69ポイントで2位。
3位大久保の58ポイントから山本、長尾、6位まで浮上した徳留まで6ポイント差で続いている。
マシンへの試行錯誤は続くが、なかなかトンネルを抜け出せない。
残りは3戦。先ずは優勝争いに加われるレースを期待したい。
次戦は9月7・8日 昨年は劇的勝利を挙げた地元九州オートポリスでの開催だ! |