2008 第二戦筑波サーキット

2戦目の豪雨で中止になったオートポリスから約3ヶ月。
長いインターバルを終え、3戦目は昨年初優勝を挙げた宮城県スポーツランドSUGOでの開催。

このインターバル中、チームはこれまでの山本メカニックから経験豊富な工藤メカへ急遽変更。

レースまでわずか2週間と迫った時点で決定した話で、かなりの準備不足は否めないが、なんとか一週間前にここSUGOへ事前テストを行えた。

そしてレースウィークの金曜日に行なわれたART合同走行では、初回は2番手と良い滑り出し。
しかし2回目には走行開始早々シケインでスリップダウンを喫し再スタート出来ずじまい。

エンジン的にはメカニックの頑張りのお陰でストレートも良く走っているが、足回りのセッティングに試行錯誤が続いている。

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HONDA
オートポリス!
 
金曜の状態から車体セッティングを見直し予選へ挑む。

セッション中には一度ピットインしリアサスのセットを柔らかめに調整する作業を行った。

その後はロングランを続け、出来るだけ今のマシンの状態に慣れることに専念し、タイムも36秒台に上げる。

迎えたラストラップ。まるでオートポリスの予選再来の様にペースの上らない集団に前を塞がれてしまい、タイムアタック出来ないままチェッカーを受ける事となった。

結局、予選終盤にマークした1’36”851がベストタイムとなり、不本意な12位で予選終了となった

 
2009年4戦目は岡山国際サーキット!


 


東北地方のSUGOではあるが、今年はまだまだ夏の太陽が照りつけ気温は30度を超える中の決勝日。

10時30分GP-3のレースがスタート。
4列目イン側からのスタートはまずまずうまくいき1コーナーを10番手あたりでクリアする。
しかし一周目からペースが上がらず、後続に交わされコントロールラインを15位で通過。
2周目に14位、4周目に13位と上げるがトップグループには大きく水をあけられる。
いつもならここからどんどん追い上げていくのが徳留のスタイルであるが、今回はそうは行かないようだ。
この決勝ではマシンのセッティングを外してしまっている様で全くペースが上がらない。

単独13位を走行する展開が続いていたが、8周目に一時的にテクニカルトラブルが生じシケインで止まれず、やむなくコースアウト。その間に3台に先行を許してしまう事になってしまった。
そのまま5秒前を行くライダーに迫れず、終盤になってもペースは上がることは無く、数台の転倒もあり非常に残念な13位でチェッカーとなった。

目下ポイントランキングは10位。 徳留本来の走りを復活させ後半戦の巻き返しを期待するのみ。

次戦は9月25・26日、岡山国際サーキットでの開催だ。

 

 

徳留真紀のコメント

悪過ぎです。
決勝は完全にセッティングミスでした。
要所要所でチャタリングが生じ、更にコーナーでの旋回性も上がらず無理の出来ない状況。良い所はありませんでした。
今思えば予選のセットのままの方がいいレースが出来たかもしれない・・・と後悔しています。

次の岡山までに、もてぎ・岡山とテスト出来るのでマシンを自分の物にする良い機会だし、必ず後半戦巻き返します。

非常に多忙な中、急遽やってもらう事になったメカニックの工藤さんは、限られた時間と予算ではありましたがとても前向きに頑張ってくれていて、チームにとって後半戦かなり頼りになる存在です。

スタッフ一同力を合わせて後半戦に挑みます。
応援協力して頂いている皆様、今後とも引き続き宜しくお願いします。