2008 第二戦筑波サーキット

開幕の筑波から約1ヵ月半。全日本ロードレース選手権GP3クラスの2戦目は大分県オートポリスでの開催。

このサーキットを得意とする九州出身の徳留にとって特に力の入るラウンドである。

事実、05年250クラスで3位、その後125クラスで07年から3年連続の2位獲得とここオートポリスでの表彰台登壇率は非常に高い。

今年からマシンをホンダに換え、テスト不足のまま臨んだ初戦の筑波では8位と苦しんだ。

しかし1週前に行なわれたオートポリスでの事前テストでは、マシンの特性にも慣れセッティングの方向性も掴め始めている。

レースウィークの金曜日に行なわれたART合同走行では、テストしたギアレシオが芳しくない状態にも拘らず、トップから僅差の4番手タイムをマークしており上り調子となっている。

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2009年4戦目は岡山国際サーキット!
 


事前テストからソフトコンパウンドのタイヤでは好感触を得られてはいるものの、この予選ではレースを見据えた硬めのタイヤをチョイス。
このタイヤに合わせてサスセッティングを探ってみるが状態は良くない。
予選残り15分でソフトコンパウンドのリアタイヤに交換しコースインする。

しかしタイムアタックに入る周に他車の転倒により赤旗が掲示され予選は一時中断となった。

残り時間は僅か5分。マシンセッティングに追われタイムアタックはしていない為、この時点で予選15位辺りとなってはいるが、いつも最後に上げるトクドメタイムに期待だ。

予選が再開され迎えた最終周。前半区間を自己ベストペースで通過。
しかしコーナーの続く後半セクションでペースの上らない集団に前を塞がれてしまい、タイムは更新ならず無念のチェッカー。

結局、予選中盤にマークした2’01”117がベストタイムとなり、不本意な15位で予選終了となった。

 

 

徳留真紀のコメント

しかし凄い雨でした。
何とか雨の決勝で良い追い上げをしようとテンションを維持していましたが、中止となってしまいました。
天候はしょうがないですね。決勝レースがなくなったのは本当に残念です。
予選では最終ラップにタイム上げ所の区間で引っかかってしまいました。 
どうであれ予選順位が悪すぎたのは反省すべき点だし、インターバルの間に
僕自身の走りとマシンの状態をもっと高いレベルまで引き上げられるように頑張りたいです。