2014 オートポリス



第7戦(GP−3クラスは5戦目)は岡山県東部 岡山国際サーキットでの開催。
昨年、ここ岡山での事前テストで大転倒。頸椎を負傷し後半2戦を欠場することとなった。徳留にとって因縁の岡山ラウンド!

前回のSUGOから約3か月が経過。
他のコースに比べ岡山の路面はグリップが低い。一週間前に行われた事前テストでもグリップ不足に悩み、タイヤの選択とサスセッティングに時間を費やした。

レースウィークの合同走行では、事前テストで試せなかったブリヂストンの市販タイヤがパフォーマンスを発揮。
徳留はトップからコンマ9秒差の1‘38“218で5番手タイムとなっている。

 




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ブリヂストン
HONDA




公式予選1回目
40分間一本勝負の公式予選。
序盤から積極的な走りでタイム上げを試み、早々に1’37秒台に入れ上位につける。
予選も中盤には1’37”355をマークし一時は3番手とフロントロー圏内につける。
しかしラスト2周はタイム更新ならず、ポールからコンマ7秒落ちの4番手タイムで予選が終了。
2列目グリッドと久々の上位グリッドを獲得。明日の決勝に向けマシンの不具合要素を解消させ、セッティングを詰め優勝を目指したいところだ。



公式予選2回目

決勝日も好天に恵まれた岡山国際サーキット。

朝8時から行われる朝のウォームアップ。コースの場所によっては朝日が照り付けない日陰な部分もあり、路面温度の上がらないコンディション下での走行。
トップから1秒落ちの1’38”400で4番手。


☆決勝レース☆ 14周  路面コンディション ドライ 

昨年は怪我で欠場したため、岡山でのスターティンググリッドは2年ぶりとなる。
午前10時J−GP3クラスの決勝がスタート。2列目アウトサイドから好スタートを決め、ポールの作本、山田に次ぐ3番手で1コーナーへ進入。
そのまま3位でコントロールラインを通過。

2周目に大久保にパスされ4番手に落ちるが、3周目にはチームメイトの山田を1コーナーでパスし3番手に上がる。
4周目には大久保をバックストレートからのブレーキングでパスし2位へ浮上。続く5周目には大久保、6周目に山田と伊達にパスされ5位にまで後退する。
この時点でトップ争いは5台。少し離れて鳥羽 と水野。 しかし、この中盤に差し掛かるあたりから徳留のペースが落ち始める。

8周目にはヘアピンの進入で伊達を抜き返し4番手に上がるが、11周目に鳥羽、12周目に水野と伊達にパスされ7位に後退。
15周目ヘアピンでは鳥羽と大久保が絡んで転倒。そのあおりを受けた水野が後退。
これで徳留は再度4位に上がるが水野に再度パスされ5番手。
残り3周はそのままペースが上がらず一人旅で5位チェッカーとなった。

後退の原因は、車体周りの不具合によるもの。今回は優勝争いに加わっていただけに残念な結果だ。
しかし、年間ランキングでは大久保を抜き、3番手の鳥羽に4ポイント差の4位に浮上。
最終戦MFJ-GPは11月1・2日、鈴鹿サーキットでの開催だ。

徳留真紀のコメント

今回はグリッドも良くスタートも決まり、落ち着いてバトルが出来るほど余裕もあり勝機は十分でした。
しかし、序盤3・4周目あたりからリア周りに異変を感じ始め、中盤に差し掛かるあたりには、旋回加速のコントロール性とグリップ感が無くなり、スロットルを思うように開けられなくなってきました。トップグループのペースは37秒台で遅く感じていましたが、逆に状態が悪化した後半には僕自身のタイムが37秒後半から38秒台にまで落ちてしまい、最終的にトップ争いには大きく水をあけられました。勝てると思ったレースだけに悔しいレースとなりました。
皆様の応援ご協力のお陰で調子は上向きで来ていますし、必ず原因を解決し最終戦鈴鹿MFJ‐GPでは是非とも優勝したいで す。
皆様のサポートに心から感謝致します。