決勝日も好天に恵まれた岡山国際サーキット。
朝8時から行われる朝のウォームアップ。コースの場所によっては朝日が照り付けない日陰な部分もあり、路面温度の上がらないコンディション下での走行。 トップから1秒落ちの1’38”400で4番手。
昨年は怪我で欠場したため、岡山でのスターティンググリッドは2年ぶりとなる。 午前10時J−GP3クラスの決勝がスタート。2列目アウトサイドから好スタートを決め、ポールの作本、山田に次ぐ3番手で1コーナーへ進入。 そのまま3位でコントロールラインを通過。
2周目に大久保にパスされ4番手に落ちるが、3周目にはチームメイトの山田を1コーナーでパスし3番手に上がる。 4周目には大久保をバックストレートからのブレーキングでパスし2位へ浮上。続く5周目には大久保、6周目に山田と伊達にパスされ5位にまで後退する。 この時点でトップ争いは5台。少し離れて鳥羽 と水野。 しかし、この中盤に差し掛かるあたりから徳留のペースが落ち始める。
8周目にはヘアピンの進入で伊達を抜き返し4番手に上がるが、11周目に鳥羽、12周目に水野と伊達にパスされ7位に後退。 15周目ヘアピンでは鳥羽と大久保が絡んで転倒。そのあおりを受けた水野が後退。 これで徳留は再度4位に上がるが水野に再度パスされ5番手。 残り3周はそのままペースが上がらず一人旅で5位チェッカーとなった。
後退の原因は、車体周りの不具合によるもの。今回は優勝争いに加わっていただけに残念な結果だ。 しかし、年間ランキングでは大久保を抜き、3番手の鳥羽に4ポイント差の4位に浮上。 最終戦MFJ-GPは11月1・2日、鈴鹿サーキットでの開催だ。
今回はグリッドも良くスタートも決まり、落ち着いてバトルが出来るほど余裕もあり勝機は十分でした。 しかし、序盤3・4周目あたりからリア周りに異変を感じ始め、中盤に差し掛かるあたりには、旋回加速のコントロール性とグリップ感が無くなり、スロットルを思うように開けられなくなってきました。トップグループのペースは37秒台で遅く感じていましたが、逆に状態が悪化した後半には僕自身のタイムが37秒後半から38秒台にまで落ちてしまい、最終的にトップ争いには大きく水をあけられました。勝てると思ったレースだけに悔しいレースとなりました。 皆様の応援ご協力のお陰で調子は上向きで来ていますし、必ず原因を解決し最終戦鈴鹿MFJ‐GPでは是非とも優勝したいで す。 皆様のサポートに心から感謝致します。