昨年の岡山の事前テストでの負傷から半年。
怪我からの復帰に燃え、今年も“ Tome team PLUSONE”から
J-GP3クラスへエントリー。
チームプラスワンの松永氏を始め、
沢山の協力者の力添えもあり参戦出来る事となった。
メカニックは世界選手権を始めとした長い経験をもつ頼成(らいじょう)氏。強力なタッグを組みチャンピオンを目指す事となった。
今年はJ-GP3のレギュレーションが変更された。
レース参加者のコストダウンの為の措置として、大まかにはエンジン本体の改造が禁止となったのだ。
その為昨年よりマシン差が少なくなり、車体・サスペンション・ブレーキ等の足回りやECU(エンジンコントローラー)のセッティング、何よりライダーの技量が重要視される事となった。
ただ裏を返せば、昨年までのエンジンはほぼ使えなくなるという事で、コストダウンどころかエンジンパーツを新規で購入し直さなければならなくなり、逆に費用がかさむこととなってしまった。
鹿児島出身の徳留にとって九州ラウンドはホームでもあり表彰台獲得率が非常に高く、毎年劇的なレースを繰り広げ地元のファンに強烈なインパクトを与えている。
風光明媚な阿蘇の外輪山に位置するオートポリスサーキットは、地形を生かしたアップダウンの中にダイナミックなハイスピードのコーナーリングが続く他には無いヨーロッパ的なコースレイアウト。
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