徳留にとって岡山国際サーキットは、TIサーキットとして設立された当初からなじみの深い第2のホームコースで表彰台登壇率も高く、現在もGP125のコースレコードが残っている。 |
予選当日は朝から嫌な曇が広がり、金曜日に比べ気温がぐっと下がって、気温・路面温度共に20度に満たない。 J‐GP3の予選は、時折り霧雨が舞う肌寒い中で開始された。 路面コンディションは通常選択するタイヤがなかなかグリップしない状況。 ましてや車体のセッティングはまだまだバランスが取れていない。どれをとっても手探りな状態。 セッション中に2度ピットインしリアサスのセットを柔らかめに、そして硬めに調整する作業を行った。 サスセッティングが合っていないからか、路面温度にタイヤが合わないのか、マシンへのフィーリングは向上せず、結果金曜日マークしたタイムまでも届かず、不本意な14位で予選終了となった。 |
金曜からトライしてきたマシンセッティングの方向性から一転、一週間前のテスト時のセットへ戻し、予選までに得たヒントを基に手を加えて挑んだ朝のウォームアップセッション。 8時過ぎからの走行開始でまだ気温の低い中ではあったが、新たなトライに確かな手ごたえを得ることが出来、自身の予選タイムを上回る6番手タイムをマークした。 |
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レースでは最後の最後に詰めの甘さが出てしまい、順位を落とした後に抜き返すチャンスを逃してしまいました。 今のバイクの状態を考えたら難しかったかもしれませんが、全てがうまく行くと5位になれたので残念です。 ようやくここ岡山でマシンの方向性も見えて来たように感じています。 今朝から試したセッティングでマシンのフィーリングは良くなったし、あとはコーナーへの飛び込みや脱出でのサスの踏ん張りを利かせるとタイムは自ずと上がると思います。 今回は金曜から毎走行キャラクターの違うバイクって感じで、セッティングではなく、症状を分析するテストの様だったので、次のもてぎではもっと良い形でウィークをスタート出来るはず。 期待出来ると思います。 いつも応援して頂いている全ての皆様、次戦もっといいとこを見せたいと思っています。 今後とも引き続き宜しくお願いします。 |